「じーあい」とは?
神戸・三宮のダイエット専門パーソナルトレーナーの青田竜希です。
前回触れた『GI』について詳しく紹介していきます。
復習ですがGIとは、食品が体内で糖に変化し、血糖値の上昇スピードを表す指標のことです。
例えば、白米と玄米。両方お米ですよね?
ですが白米のGI値は88に対して、玄米は55となっています。このように、食品によって数値が異なります。
この場合、白米が高くて、玄米が低い値になっています。
ということは、GI値の高い白米を食べると血糖値は急激に上昇します。反対にGI値の低い玄米を食べると血糖値は緩やかに上昇します。
つまり、、、
高GI値の食品を食べると、急激に血糖値が上昇
低GI値の食品を食べると、緩やかに血糖値が上昇
ということです。
血糖値が急激に上がると体内では、どのような状態になるのでしょうか。
急激に上がると下げようと作用します。
その時に役立つ、インシュリンというホルモンがあります。
これが大量に分泌されます。
インシュリンが作用し、血糖値は下がります。
しかし、急激に上がったので急激に下がります。なので即効性がありますが、持続力がない。これでは、みじかいスパンでの繰り返しになってしまう。
インシュリンは、急激に上がった血糖値を下げてくれる役割があるのか!「いいやつだな」では紹介した意味がありません。
もう一つ重要な役割があります。
それは、
脂肪を作る!
脂肪を分解するのを抑制する!
という働きをします。
要するに、インシュリンが多く分泌されると肥満になってしまいます。
血糖値が急激に上昇させない為にも、低GI値の食品を積極的に食事の最初からにとっていくことで、脂肪をつくるインシュリンの分泌を抑えられるのです。
では、それぞれの食品のGIの高低を紹介していきます。
まずはごはんや麺などの主食からです。
白米や素麺やパスタなど精製されたお米や小麦はGI値が高くなります。
逆に低いのは、玄米や蕎麦、パンはパンでも全粒粉で作ったものなどです。
野菜は、ジャガイモなどの芋系やニンジンなどのホクホクしたものが高い数値になっています。
その他の野菜は基本GI値が低くなっています。
果物もジャムなど、加工してなければ低い値になっています。
お肉や乳製品は、ほとんどがGI値が低いです。
他にも調味料などは、砂糖などの甘味料は高く、スパイスなどは低くなっています。
このようなことを少しでも頭に入れて置くと、体脂肪を増やさないような予防ができるようになります。