旬の物を選ぶ
神戸・三宮のダイエット専門パーソナルトレーナーの青田竜希です。
食品自体の栄養素が昔よりも減っている。
こういうことを聞いたことがあるかと思います。実際に文部科学省の日本食品標準成分表というので発表されています。
ですが、これは本当であって間違いでもあります。
本当だという理由は、ほうれん草の栄養素が特に減少しています。1982年と2000年のほうれん草のビタミンCを比べると65mgから35mgへとほぼ半分に激減しています。さらに、1950年と比べると50年間で1/5に減っています。
ほうれん草以外にも様々な野菜の栄養素が減っていると文部科学省から発表されています。
ということで、確実に減っていることは間違いないないです。
しかし、間違いでもあるという理由もあります。
実は旬の野菜の栄養素は変わっていないのです。旬の野菜は、栄養素が充実しています。逆に旬以外となると栄養素が数分の一程度になるとも言われています。
それでは、なぜ栄養素が減っていると言われているのでしょうか。
最近は技術が特に進歩し、年中ほうれん草が食べられるようになりました。食べられるかと言ってそれは、栄養素が数分の一になっているものを食べているのです。
旬の栄養満点のもの、旬以外の栄養が数分の一になっているもの。日本食品標準成分表は年間を通して食べられる平均を出しているのです。
年中食べられるようになって、トータルで見ると栄養素が少なくなっているように見えるということです。
なので、口にする時は旬の物、本物の物を選ぶと効果的です。